操縦

ホイールランディングとショートフィールドランディング

YouTubeチャンネルThe Air Combat Tutorial Libraryの動画から飛行の基礎を学ぶシリーズ。

Principleの9本めでは、ホイールランディングを学びます。不勉強なので日本語ではなんというのかわかりません。

さらに応用として、ホイールランディングからの滑走距離を短縮して短距離着陸するためのショートフィールドランディングも紹介しています。

 

Wheel Landingの概要

ホイールランディング(Wheel Landing)は、尾輪式航空機で主輪を先に接地させるテクニック。

ホイールランディングの概要

主輪を尾輪より先に接地させる着陸法

 

ホイールランディングでの着陸手順

  1. フレアをかけて水平またはややテールが低い姿勢にする
  2. 降下率をゼロ近くに保つ
  3. 主輪が接地したら操縦桿を軽く倒すかニュートラルに保つ
  4. スロットルをアイドルに
  5. 尾輪を接地させる
  6. 操縦桿を引いて尾輪が下がった状態を、完全に停止するまで保つ
ホイールランディングでの着陸手順

ラウンドアウト/フレアを軽めにかける

 

デモフライト動画

続いてデモフライト動画による解説。

ノーマルなランディング

ノーマルな着陸は上であげた手順のとおり。

 

コックピット視点

ノーマルランディングの機内視点01

浅めの降下角でアプローチ

ノーマルランディングの機内視点02

ラウンドアウト/フレアは軽めに

ノーマルランディングの機内視点03

接地したらバックプレッシャーをかけて尾翼側を抑える

 

外部視点

ノーマルランディングの外部視点01

ふつうより浅めに侵入

ノーマルランディングの機外視点02

降下率をなるべくゼロ近くにたもつ

ノーマルランディングの機外視点03

主輪が接地したら操縦桿はニュートラルか軽く前へ

ノーマルランディングの機外視点04

尾輪が接地したらバックプレッシャーをかける

 

ショートフィールドランディング

ショートフィールドランディングでは、主輪が接地したときからブレーキを掛ける。
ブレーキを掛けることで慣性により尾翼側が持ち上がろうとするので、操縦桿にめいっぱいバックプレッシャーをかけて押さえつける。

ブレーキを強く掛けすぎると尾翼側が上がった結果、反対に機首は下がってプロペラを破損するので要注意。

 

機内視点

ショートフィールドランディングの機内視点01

アプローチはノーマルと同じ

ショートフィールドランディングの機内視点02

同じくラウンドアウト/フレアも浅め

ショートフィールドランディングの機内視点03

主輪が接地したらブレーキング開始

ショートフィールドランディングの機内視点04

ブレーキングで尾翼側が持ち上がるのを抑える

 

機外視点

ショートフィールドランディングの機外視点01

浅めのアプローチ

ショートフィールドランディングの機外視点02

降下率をゼロ近くに保つ

ショートフィールドランディングの機外視点03

主輪が接地したらブレーキング開始

ショートフィールドランディングの機外視点04

慣性で尾翼側が持ち上がる

ショートフィールドランディングの機外視点05

バックプレッシャーを掛けて尾翼の浮き上がりを抑える

動画の疑問

主輪が接地したところでブレーキングを開始するので、同じタイミングでバックプレッシャーをかけるのかと思ってじっくり観察しましたが、エレベーターがアップするのは尾輪が接地してからのように見えます(ノーマルランディングと同じ)。この動画からははっきりした違いを見分けることができませんでした。

 

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