戦術

WW2での対爆撃機戦闘フォーメーション

Zeno’ Warbird VideosというサイトではWWII当時の映像を販売しているようで、プロモーション用と思われる動画をYouTubeで公開しています。

対爆撃機への攻撃や逆にエスコートする際の編隊での機動について解説する動画があったので紹介します。

爆撃機のエスコートと攻撃

WW2 Fighter Combat Formations : Attack & Escort w Ronald Reagan - 1943 - Restored

出典がわかりませんが映画仕立てのような演出です。

教官を演じているのはどうやら、のちの合衆国大統領 ロナルド・レーガンのもよう。

冒頭は上官から指導を命じられているようなシーンから始まるので意表を突かれますが、3分19秒あたりからフォーメーションの解説が始まります。

紹介されている主な内容からなんとなく理解できたところだけピックアップしてみます。

  • フィンガー4では、注意の30%は編隊の維持に、残りは敵機のフォーメーションに向けること

  • フィンガー4での第2エレメントウィングマンについて

  • ラインアブレストの場合は注意の5%を編隊の維持、残りは敵機のフォーメーションに向けること

  • 後方に敵機を発見した場合の対処(編隊の分け方)

  • ラインアブレストでのタクティカルターン

  • ラインアブレスト3編隊でのタクティカルターン

  • ヘッドオンからの対爆撃機戦闘と各編隊のポジショニング

  • 太陽を利用した死角からの攻撃

  • 各編隊の役割分担

WWIIならではの大規模空中戦

この動画でおもしろかったのは、爆撃機、戦闘機双方とも数が多く、複数の編隊どうしでの連携について説明しているところです。

現代ではおそらく起こらない、第二次大戦当時ならではの大編隊での戦闘がどのようにおこなわれているのかわかる貴重な内容でした。

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